教育体系




就学前の教育(幼稚班)


 民族教育の最初の出発点として本学園では、各初級学校に付属幼稚班を3ヶ所設置し3年保育を実施しています。
 保育班(年少班)、年中班、年長班からなる幼稚班では、幼児たちに初歩的な民族的素養の育成を中心にしながらも、幼児期の一般教養を正しく授けています。



初等教育


 福岡市、北九州市に初級学校(小学校)を設置し、民族教育の土台を教えながら、初等一般知識を体系的に学ばせ、母国語の基本的な素養を培うようにしています。
 また、ICT教育、英語教育に注力し国際化時代に対応するコミュニケーション能力の育成に努めています。



中等教育


 中等教育は、中級学校(中学校)と高級学校(高等学校)を通じて行われます。

 北九州市にある九州朝鮮中高級学校(中級部と高級部の一貫教育を実施)の中級部では、母国語を基本とする民族科目教育と、数学をはじめとする自然基礎科学教育、そして外国語教育などを中心に進められています。

 高級部では、正しい世界観をかたちづくり、中等一般知識教育を完成する教育を行っています。
 2年生からは生徒たちの努力と希望に応じて、文科系と理数科系にクラスを編成し、教育的な実効性を高めています。
 また、各種資格試験を(ハングル検定、漢字検定、英語検定)実施し、全国平均を大きく上回る合格者を輩出しています。



 本学園では、幼稚班から高級部までの一貫した教育を通して、日本と朝鮮半島を結ぶ架け橋の役割を担う人材としての資質を育んでいます。